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執筆者の写真Iriyama Satoruko

戦争・反対!!! 動物たちの危機にもつながること


ロシアが戦争を始めたと 報道されています。

テレビはどの局もこのニュースに対する報道が続いています。

この戦争は、当事国ロシアとウクライナだけでなく他の各国へも大きな問題が起こることを

示唆しています。


人間の歴史は常に 戦争の歴史だったといわれています。

紀元前より 人間は他の人間と争いながらその歴史を築いてきたのです。

昔の戦争は 人が人と戦うだけの殺し合いでした。

それでも多くの犠牲は出ましたが その戦争に参加した者たちのみの被害で

済んでいました。


しかし人の技術が発展するにつれ 地域をまたぎより多くの国や地域を巻き込んだ

形に変わっていきました。

技術の発展は道具の発展にもつながり 様々な化学兵器が登場し、その破壊力は

人間のみならず その生活環境さえ破壊しつくせるようになってきました。


当然のことながら戦争による環境破壊は生息する数多の動物たちにも大きく影響します。

過去、~2010年までに起こったアフリカでの内戦の影響で 現地の動物の70~80%が

影響を受けて絶滅した、という記録もあります、

(その地域での絶滅ということ・・・・種の絶滅とは別)


特に化学兵器による戦闘行為が起きたり、火災が発生するような場合

当然環境破壊ににもつながりますし、使用された兵器によっては 土壌汚染などの

深刻な影響も考えられます。



すでに人がかかわってきたことで 19世紀から20世紀にかけて約600種の生物が

絶滅しています。

鳥では 130種が絶滅し 飼育下のみでしか生存しない種も4種あります。

また 現在約4000種もの鳥が絶滅危惧種として認められています。

なお 生物延滞では30000種がレッドリストに記載されており

全ての生き物はどこかでつながりを持っていますので

一部の生物の悦滅がほかの動物の絶滅につながることも多くあります。


人の命を守ることも大切ですが ほかの生物の命を守ることも大切です。

動物たちが安全に暮らせる環境を守ることはとても大切な事です。


確かに私たちは戦争を知らずに暮らしてきた世代です。

しかし 過去に戦争を体験し、悔しく悲しい思いをした方々の話を多く聞いて育ちました。

知らないから、経験がないからといってすむ話ではないと思います。

戦争は、一部の人間にしか利益をもたらさない負の行為だとしか思えません。

そしてその被害を受けるものは人のみに限らないのです。

命と環境を守るためにも 戦争 という愚かな行為を早期に収拾していただきたい

と望みます。





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