このところ春めいて暖かな日が続いていました。
神戸でも 昼間は特に暖かく、20度近い初夏の気候でした。
暖かすぎて 日中は夏服でも少し汗ばみそうな陽気でした。
しかし、昨日くらいからまた冷え込むようになってきて 天気予報を見ると「冬に逆戻り」とも言われています。
野鳥たちもそろそろ巣作りの季節で 巣材を咥えて運ぶ姿が見受けられました。
春先 特に桜が咲くか、咲かないかという頃は 気温の変動も激しく 天候も
落ち着かない日が続きます。
こちら(神戸)でも 雨が降るとぐっと冷え込んでこれまでの夏日がうそのようです。
こういう天候だと 人間でも温度管理、体調管理が難しく 風邪をひいてしまう人も
多いとか。
特に昨今はコロナウィルスの影響もあり、また時期的に花粉症もありでなかなか
つらい方も多いかなと思います。
特に先ごろのようにしばらく暖かい日が続いていたりしますと、すっかり春めいて
しまって、そろそろ暖房なども片付けようか、となってしまいますがこういう時期こそ
要注意です。
朝晩の温度差などもありますので体の小さい鳥さんにとっては是非気を付けていただきたい時期かと思います。
特に幼鳥や老鳥、病鳥さんにとっては急な温度変化は時に命取りになることもあるので
昼間暖かかったからといって 安易に夜間の暖房を止めると朝方冷え込んで
弱ってしまうこともありますのでご注意ください。
当店でも日に何度か天気予報を確認しつつ、室温系とにらめっこの毎日です。
暖かくなる=換羽の時期でもあります。
インコに限らずフィンチたちにとっても換羽の時期は体調を崩しがちです。
ちゃんと食事ができているか、特に気を付けたいのが体重の変化です。
鳥さんはよく食べているふりをしますから食べているようでもしっかり
体重管理をしてください。
また 飼い鳥にとってもこの時期は発情しやすい時期になります。
発情対策などについても気を付けてフォージング対策などもしていきましょう。
いつもと違う様子、不安な様子が見られたら早めに病院に行くなどの必要があります。
・食欲がない
・元気・覇気がない
・羽毛を膨らませている・寝てばかりいる
・あくびが多い、えづき、嘔吐がある
・便の色がいつもと違う(黒、緑、白色)
万が一 夜間、休診日などの場合は プラスチックケースなど温度管理のしっかりできる
ケージに移して 30度以上の保温をして看病してください。
1日のうちで温度変化が激しい時期は 飼い主さんにとっても管理が大変ですが
鳥さんにとっても大変な時期です。
この時期を無事乗り切って元気に過ごしていただければと思います。
댓글