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執筆者の写真Iriyama Satoruko

季節の変わり目 温度管理など(9)


だんだん朝方 冷え込むようになりました。

まだ それでも日中は27~28℃と 温度差が激しい感じです。

今の予報ですと、週末雨天で それが過ぎると一気に季節が進む、との事。

一気に11月ごろの気温、ということですので いよいよ真剣に 寒さ対策が

必要になります。


鳥さんの保温管理についてはいろいろ意見がありますが 特に

インコ、オウム類、小型のフィンチについては 基本的にある程度の

温度管理が必要だと思われます。


一応 当店での温度管理については まず室温を 27℃前後になるよう

エアコン管理しています。

それでも室内の場所によっては 温度が変わってきますので 部屋の隅と

鳥さんのケージの場所に 温湿度計を設置して管理します。

あと、厳寒期に備えて ケージにひよこ電球と ペットヒーターを用意して

います。


室温管理で 鳥たちが寒かったりするような場合には さらにケージごとに

温度管理する必要がありますのでそのためにビニールのカバーを用意しています。

今使用しているのは 植物の温室用のカバーで 鳥たちがいるスチールラックごと

覆うことができます。

鳥さんのケージとスチールラックの間には余裕がありますので ビニールのカバーが

直接鳥さんにはとどきませんから かじってしまうような事故防止にもなります。


なお 普通にケージを覆うビニールカバーもありますので 単独管理の必要な場合は

それを使用しています。


これはあくまでも当店の管理状況の話ですが 普通に健康な子であれば

室温管理をしっかりして 鳥たちの様子をしっかり確認できれば それで

ある程度は管理可能かと思いますが 鳥さんの状態によってはこれだけでは

難しい場合があるので注意してください。


体調に問題のある子(病気、幼鳥、老鳥など)には 別の管理が必要です。

女の子で抱卵中、育雛中の子など、また 寒い時期は 卵詰まりなども

おこりやすくなりますので注意してください。

また 初めて冬を迎える子についても初めての寒さになりますので

よく注意してあげましょう。

初めて冬を超える子がまだ換羽前の幼鳥の場合は 特に注意が必要です。

一応 ケージ内の温度が 25~30℃くらいがお勧めです。

換羽後の子でも 初めての冬は 25~27℃、初めての寒さを乗り越えることが

大切ですので様子を確認しながら対応してください。

初めての冬を無事に元気に過ごせるかは その後の体調管理においても

大切な事だということを忘れないでください。






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