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執筆者の写真Iriyama Satoruko

季節の変わり目 温度管理など(7)

更新日:2022年1月9日


今年は 10月でもまだまだ日中は気温が高い日が続いています。

関西では 未だ 日中の気温が25℃以上で 日によっては30℃に近い日があります。

一方で夜半から朝方にかけては冷え込んで 15~20℃ というわけですから

1日のうちで寒暖の差がかなり厳しい日が続いています。

人間でもなかなか難しいところ、鳥さんはいつも同じケージの中にいるわけ

ですから 飼い主さんの管理が大切になってきます。

その日の天候、気温、日当たりなどもよく確認して ケージの置き場所を移動するなど

工夫することも必要です。


大切な事は 鳥さんの様子をよく確認することです。

鳥さんは種類や大きさも違いますし、同じ種類でも結構個体差があります。

その子その子によって 暑いと感じるタイミングや寒さを感じるタイミングは

違いますから、鳥さんが羽毛を膨らませていたり、くちばしや足を羽根の中に

うずめるようなしぐさがあれば 保温の用意をしましょう。

なお 同じようにしていても全部温めると 暑がる子もいますので

そういう場合は 保温管理する子としない子を分ける必要も出てきます。


特に、ヒナ、老鳥、病気の子、抱卵中の子など、状態や様子によっても

管理すべき温度は変わってきます。

また 初めての冬を迎える子にもよく注意してください。

平均的には 27℃前後と言われていますが すべて均一ではない、

ということを頭に入れておいてください。


冬の準備として暖房器具やヒーターなどの用意をするさい 使用前に一度

試運転をしてください。

ヒーターなどは 鳥さんおいない部屋で 一度試運転をしてください。

(新規に入手したものも同様)

ヒーターによっては しばらく使用せず再運転すると 異臭が出るものもあるようです。

鳥さんにとって危険な場合もありますからよく確認してから使用してください。


小鳥は体も小さく、基本的に寒さに弱い生き物です。

寒さで体調を崩すと命にかかわることも多いので気を付けてください。


保温電球(ひよこ電球)やペットヒーターなどは 予備を準備しておくことを

お勧めします。

何かあって 急に動かなくなった、電球がつかないなど 一晩でも寒い時が

あると鳥さんにとっては命取りになることもあるのです。

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