
先日参加したセミナーでそんな質問がありました。
「あなたにとっての理想のペットショップを教えてください」
様々な意見がある中に[CAP!」のようなペットショップ という意見がありました。
ご存じの方も多いと思いますが CAP! 今の認定NPO法人TSUBASAの 前身にあたる
ペットショップで、当初は犬や猫、小動物や鳥を扱っていました。
TSUBASA創立前に、一度廃業し、現在の店舗では、生体を取り扱うことはなくなり、
鳥専門のグッズなどを扱っています。
CAP!で生体(動物)を扱っていたのは20年も前の話です。
ただ、当時ほかのペットショップとは全く違う取り扱い方をしていました。
以前、動物愛護法の変革によりペットショップに対して動物の取り扱いについての
数値規制がされたことはブログに掲載させていただきました。
月齢 生後56日以下の幼体の販売禁止
健康管理 感染症対策・獣医師との連携管理
展示方法 動物種、大きさに合わせた適正な広さ、空間の確保
展示休憩時間の設定
販売者による動物の飼育方法等の説明義務
など
実はこういう規制がすでに20年前のCAPではすでに実施されていたのです。
(愛護法よりも底した規制でした)
犬や猫は,2回の予防接種終了後の譲渡(最低14週齢)
引き渡し前の健康診断。
来店時 顧客に生体を触らせない。
契約前 2週間のホームステイ後の譲渡。
当時、ほかのペットショップでは、生後2か月前後の小さな子犬、子猫の販売が普通で、
予防接種も接種後の販売義務もなく、販売されていました。
そういう意味でも、「CAP!」のような店は他にはありません。
当初は 健康でしつけもできた元気な動物を販売する店、それと他店では扱っていない
犬種、猫種の取り扱いなどでマスコミなどにも取り上げられることを期待されていた
ようでしたが 実際は真逆でした。
来店客は少なく、たまに来ても 犬、猫にも触れず、またすぐに連れ帰れないと
聞いただけで帰ってしまう客も多かったそうです。
その後 犬・猫以外の小動物の販売などの試行錯誤もあったようですが、いずれも
不振に終わりました。
結果 CAPでは 哺乳類の生体の扱いはなくなりました。
その後 鳥を扱うようになりましたが 鳥についても犬、猫同様の
健康管理、譲渡時のホームステイなどが行われていました。
この管理方法、ホームステイなどは 現在のTSUBASAでも運用されています。
前回のセミナーでそんな CAP!を「理想の店舗」とされっる声が多かったこと、
それはペットショップの現状に異議を持つ方が多かったこともあると思います。
また、現行の動物取扱業資格に対しても同じことが言えます。
確かに以前の法より 動物に対する規制が強くなりました。
それでも 法による規制があるのは 犬・猫に限られているのが現状で ある意味
それ以外の動物の扱いについては 法の抜け穴状態に なっている状況です。
生物ですから 健康管理や動物の生態を考慮した取り扱いはどんな動物にとっても
大切な事です。
しかし 鳥や小動物、特に価格面で安価に取り扱われる動物ほど、取り扱いに
問題が生じているのが現状のようです。
特に 問題になる事の一つが 感染症対策にあるのではないでしょうか?
Comments