ながながと更新をしていませんでした。
この夏 ついつい忙しい日々を送っており、そっちにかまけておりました。
前のように済々とはいかないかもですが 少しづつ再開していきたいと思います。
よろしくお願いします。
3) 理想のペットショップ
皆さんは、どのようなペットショップを理想としますか?
そもそも、ペットショップはあったほうがよいのか?
どういうショップなら 認められるのでしょうか?
そういう質問がありました。
現在のペットショップは 総合的な店舗が多くなっています。
いわゆるペットを取り扱うデパートのような存在。
今のペットショップでは 犬や猫、ウサギ、ハムスターのような哺乳類、
インコ、文鳥といった鳥類。
蛇やトカゲ、亀、カエルやウーパールーパー。
熱帯魚や金魚などの観賞魚。季節によっては昆虫など。
いわゆる家畜としてペット化されて動物のみならず 海外の野生生物たちもペットとして
販売されています。
それとともに飼育に関するグッズやそれぞれの動物たちのフードなど ありとあらゆる
商品が品揃えされています。
また 最近はペットショップのチェーン店や 大型のホームセンターなどでも 多種多様の生物が取り扱われています。
動物愛護法が改正され ペットショップに対しても様々な規制が行われました。
販売者には 取り扱う動物について顧客に正しい説明や飼育管理方法を表示することが
義務付けられています。
動物取扱業責任者も1店舗に1名が義務付けられ、資格を取るためにも試験が
必須になりました。
管理方法も販売方法も動物たちに優しい方向に改善されてきてはいます。
しかし、これだけ多種多様の動物を扱う店員たちのすべてが本当に正しい説明をすることができるのか?
甚だ遺憾に感じるところがあると思うところがあります。
販売員である店員さんの中には パートやアルバイトの方もいます。
顧客は 自分の担当になった店員が正規の職員なのか、また取り扱い資格のある方なのかは全くわかりません。
対応者がアルバイトのかたであっても販売マニュアル用の説明書があり、それを顧客に
提示する形のお店が多いように思います。
顧客はそれを見て同意書にサインする形が多い感じですが、たいていのショップでは
販売物が「生体」であることを理由に 返却や交換には応じない、と記載されて
いるようです。
動物は同じ種でも個体差もありますし、鳥など体調不良を隠す生物など、見た目だけで
状態を確認するのは難しいと思われます。
命を扱うこと、生き物を売るということは そんなに安易に扱えるものではないと
思います。
動物たちも私たち人間と同じように個性があり意思があります。
生きている限り 病気もするしケガもする。機嫌のいい時もあれば悪い時もある。
動物を飼う、ということは 子供一人育てると同様の覚悟と忍耐と何より愛情が
必要だと思われます。
動物はいわゆる商品ではありません。
利益を得るための道具ではありません。
命がある、私たちと同じ生き物です。
その小さな一つ一つの命を、売る側も扱う人も、また家族に迎える側も
大切に扱えるようになってほしいと願います。
ペットショップも 命を扱うということの重要さを大切に考える場になってほしいと
思います。
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