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執筆者の写真Iriyama Satoruko

3月3日は「世界野生動物の日」です。


3月3日は 「世界野生動物の日」です。


地球は広い銀河系の中で唯一命をはぐくむ星だといわれています。

地球に生命体が発生して約38億年、世界には137万種を超す生物が生息していますが 

これは発見されている数であり、実際の生息種の約7割だとも言われています。

これまで天変地異や気候変動などにより多くの動物が絶滅し、またそこで耐えたものが

生き残り進化を繰り返してきました。

過去5回の大絶滅があったとされ、その最大のものが6500万年まえの隕石衝突による

恐竜大絶滅といわれています。

当時地球上に生息した生物のうち75~90%が(その後の気候変動も含めて)絶滅したといわれています。


しかし今 多くの生物学者が第6期の大絶滅に至っていると語っています。

今回の悦滅の主たる原因は天変地異でも環境変化でもなく 人間による介入が原因と

されています。

私たち人間は ほかの動物と違い道具などを作り出し、使用することができるため

自らの力で環境を変えることもできます。

地球は 人間の出現により その地図を大きく変化させていったのです。

自分たちの社会生活を営むために多くの森林を破壊し、環境を汚染し、また身勝手な理由で動物たちを殺戮してきました。

人が船などで移動することができるようになった15世紀以降700種を超える動物が

絶滅しておりそして今 全世界に生息する野生動物のうち 23000種が絶滅に瀕しているといわれています。


「世界野生動物の日」

この日を動物たちの未来と幸せを考える日にしていただきたいと思います。

確かに 一人一人にできる事は少ないです。

でも一人一人が考えることが そしてそれを伝えていくことが大切だと思います。


動物たちを守るためには動物たちのことを知らなければなりません。

彼らの生きる環境、そして何が必要なのか。

その生息環境を守ることも大切な事です。

森や大地や海、その環境の一つ一つが大切な命のゆりかごなのです。

1本の木が小さな川の流れを守ることも大事なことだと思います。

そしてそこに暮らす野生動物たちいとってはその環境こそが一番安心して暮らせる

最高の場所なのです。

そして動物や植物は、互いに依存しかかわりあって生存しています。

小さな1種の絶滅がほかの多数の絶滅へと引き金になることも多いのです。

たとえ厳しい環境であってもそこで暮らす動物たちはそこに適応して暮らせるように

備わっているのです。


野生に暮らす動物たちはその場所で安心して暮らせるよう見守っていただきたいと

思います。


見た目がかわいいから しぐさが愛らしいから、珍しいから 様々な理由で野生動物を

ペットにする人がいます。

ほしいという人がいればとらえて売ろうとする人がいます。

例えば 鳥のヒナを巣から奪い取ってペット用にしようとする人がいます。

親はその子を育てるために必死に努力してきたのです。

その子のために餌を運び外敵とも戦って守ってきたのです。

その子がある日、戻ってきたらいなくなっている、この悲しみがわかりますか?

人間だってもし、わが子が誘拐されたら大騒ぎになります。

親はどんな手段を使ってでも取り返そうとするでしょう。

でも 奪われたヒナは2度と戻ってこないのです。

それどころか 無理に連れ去られたヒナは ほとんど生きて育つものがいないのです。


野生動物を ペットとして輸入する行為は犯罪です。

しかし 原産国の貧しい人にとっては飼う人がいれば 安易な収入源になってしまい、

密猟行為が後を絶ちません。


多くの野生動物が絶滅の危機に瀕しています。

今 かわいいペットとして売っている動物たち、この動物たちがその対象である

可能性も高いのです。


法律上 人工繁殖ならば販売できるとなっている動物たちもいます。

しかし実際的には人工繁殖は難しく 偽りの証明書を付けた密輸動物が販売されている

例も後を絶たないそうです。


野生動物は 法律や法令で取引制限されている種類もたくさんあります。


動物たちがそのあるべき姿で幸せに生きていけるようにと願います。 


環境省「ワシントン条約と種の保存法」ウェブサイト








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